車椅子製造メーカーだからこそのケイアイの福祉用具サービス

「専任担当制」ケイアイが福祉用具サービスを行う上でとても大切にしていることです。

「専任担当制」とはご相談、選定、設置、ご契約、ご契約後の定期的なモニタリング（ご利用状況の確認）といった福祉用具サービスに付帯する全ての業務を同じスタッフが担うことです。

緊急性が高い対応や、専門的な対応が必要な場合などを除き、出来るかぎり同じ担当者が対応できるように心がけております。

 

一方で専任担当制とは異なり、業務別にそれぞれ別の担当者が対応するいわゆる『分業制』で対応している事業者さんもたくさんいらっしゃいます。

 

同じ福祉用具サービスなのに、なぜこのような違いが生まれるのか？

 

実はケイアイが採用している『専任担当制』は非効率と言われております。そして事業者の規模が大きければ大きいほどそれが顕著になります。

担当するご利用者数が増えれば増えるほど非効率になる、つまり、分業制にした方が業務効率があがると言われております。

業務効率があがること自体は悪いことではありません。ビジネスである以上とても大切なことです。

 

ただ、効率、非効率というのは完全に事業者側の都合であり、分業制によるご利用者さんのメリットを考えてみると実はほとんどないと思います。

分業制ということは、相談や選定時の担当者、設置時の担当者、設置後にご利用状況の確認をする担当者がそれぞれ異なるということです。

 

導入時のご利用者様の意向や大切な情報が担当者の間でしっかり引継ぎされ、キチンとした管理体制であれば問題ないのですが、現実はそんな簡単な話ではありません。

さらに、業務によって担当者が異なるということは、ご利用者さんがお願いした内容によって訪問する担当者が毎回コロコロ変わることになります。

 

実際にこういう事業者の体制に嫌気がさして、当社に切り替えるお客様も少なくありません。

やはり、ご利用者さんの意向をしっかり把握した担当者がアフターサービスを含めて全て担うことが、ご利用者さんの安心に一番繋がるのではないかと考えます。

ビジネスである以上、効率を上げることももちろん大切なことですが、『専任担当制』はこれからもずっと大切にして続けていきたいと考えております。