目的実現のためのお手伝い姿勢保持装置

姿勢保持装置(座位保持装置)、座位保持椅子とは? 自力で椅子に座ることが難しい方のための椅子とは

座位保持装置、座位保持椅子とは何でしょうか?

業界では座位保持装置、座位保持椅子、座位保持と呼ばれることがありますが、わかりやすく言えば椅子のことです。

 

座位=座る姿勢 を

保持=保持する機能 がついた

装置=椅子

 

のことになります。

 

健常者は普段椅子に座っている時にあまり意識をしていませんが、身体が倒れないようにバランスよく筋肉を使っています。

しかし、障害によって自力で椅子に座ることが困難な方がいらっしゃいます。

自力で椅子に座ることが難しい方が、適切な座位姿勢で座るための機能がついた椅子、それが座位保持装置です。

 

適切な姿勢で座ることはお子様であれば身体の成長によい影響を与えたり、日々の食事や学習の可能性が広がったり、成人の方であってもQOLの向上や二次障害の防止など、さまざまな効果が期待できます。

まだ座位保持装置を試したことがないという方は、是非この機会にお試ししてはいかがでしょうか?

 

座位保持装置は国内外のメーカーからたくさんの製品が発売されており、作り方も多岐にわたります。

複数のメーカーの製品を組み合わせたり、オーダーメイドで製作することも可能です。

まずはお気軽にご相談ください。

姿勢保持装置(座位保持装置)の作り方 ご利用者様の体にあわせて作ります

01 採寸

文字どおり各部の寸法を測りながら製作していく手法です。

採寸でモールドクッションを製作する場合、厚さ、硬さ、形などが異なるウレタンを組み合わせてご利用者様の体にあわせて手作業で削りながら作っていきます。

各種のパット類を製作し、張り調整シートと組み合わせてフィッティングさせていくこともあります。

採型より比較的手軽でありながら、形状は基本的にオーダーメイドで作成するため、ケイアイでは採寸で製作する座位保持装置を非常に多くご依頼いただいております。

02 採型

採寸とは異なり、ご利用者様に採型機に直接座っていただき、ご利用者様の体の型どりを行う手法です。

わかりやすく言うと、やわらかいビーズクッションの上に座っていただきます。座った状態でビーズクッションの中にある空気を抜くことで真空状態に

します。真空状態にすることでやわらかかったビーズクッションは硬くなります。

硬くなった時はご利用者様の体のラインがそのまま残っている状態になります。

この空気を抜く作業を少しずつ行うことで、さまざまな形状に変えることができるので、座ったまま姿勢を試すことが可能です。

もう少し角度を、もう少し横に・・・といった細かい作業を座りながら行えるというのが採型の最大のメリットです。

姿勢が決まったらすべての空気を抜き、採型機から降りていただきます。

ご利用者様の体にピッタリ合った状態の採型機のクッションを、3Dスキャナーでデータとして取り込み、NCルータを使ってウレタンを削り出して、座位保持装置を製作していきます。

 

※ ケイアイでは株式会社アシスト製の採型機を使用しております。

03 完成用部品

あらかじめ完成されたクッションやパーツを組み合わせて座位保持装置を作っていく方法です。

国内外のメーカーさんから特徴あるクッションやさまざまなパーツがたくさん出ております。

パーツの組み合わせなので柔軟性が高く、交換も部分的な交換で対応することが可能です。

もちろん、採寸や採型に完成用部品を組み合わせるといった製作方法も可能です。

ケイアイでは採寸、採型、完成用部品、すべての座位保持装置に対応が可能です。

お気軽にご相談ください。

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