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職人インタビュー

「ケイアイの車いすなら外に出てもいい」そんなふうに感じていただける一台を

車いすの設計で心がけていることは?

お客様それぞれのニーズを聞き取って、世界に一台の最適な車いすを製作する。そんなオーダーメイド車いすの設計において、私たちはまず安全性と使い勝手の良さを最優先に考えています。そのうえで重視しているのが、デザイン的に見た目のバランスが取れているかということ。いくら安全で機能性に優れていても、乗っていて恥ずかしくなるようなデザインでは、おのずと行動範囲も狭まってしまうのではないでしょうか。

それでは本当の意味で、車いすの役目を果たしているとは言えません。「ケイアイの車いすなら外に出てもいい」と感じていただける、機能性とデザインを備えた製品を設計する。そんなこだわりも、私は大切にしたいと思っています。

そうしていつか、ご利用される方の心のケアにも貢献できる車いすを作れたら…。それがオーダーメイド車いすの設計に対する私の思いです。


これからの目標とビジョンは?

オーダーメイドを売り物にするからには、機能性以外にも「まさしく自分のために設計された車いすだ」とご満足いただける付加価値を追求したいですね。それが、先ほども申し上げた“利用者の心のケア”にもつながっていくと思います。

そのために、より良い生活環境の構築につながるハード面からの提案も、積極的に行っていきたいです。また“一品製作”という独自の生産形態を、車いす以外の製品開発にも活かせるノウハウを構築したいですね。

車いすの設計をしていて嬉しいと感じるときは?

こだわって設計した車体が仕上がってきたときや、新しいアイデアが形になったときです。あと、年式が古くても大事に使われている車いすを見ると、嬉しくなりますね。

お客様へのメッセージ

機能とデザインを兼ね備えた車いすは、ただ便利でカッコイイだけではなく、気持ちを前向きにしてくれるものではないでしょうか。それは利用者ご本人だけでなく、周囲のご家族にとっても希望のはずです。私はそんなメンタル面でも、ユーザー様の力になれる車いすを設計していきたいと思っています。

当社でオーダーメイド車いすを作る機会がありましたら、どんな小さなご要望でもお気軽にお話しください。そのご希望に、最大限の努力でお応えします。


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